間取りは何畳から考えない。「今の暮らし」を分解すると理想の家が見えてくる|Level 4|house

間取りを考え始めると、「LDKは20畳」「収納はたくさん」「ランドリールームが欲しい」と、欲しいものがどんどん増えていきます。

もちろん希望を出すことは大切です。ただ、最初から部屋数や畳数だけで考えると、面積も予算も膨らみやすく、本当に暮らしやすい間取りから離れてしまうことがあります。

間取りづくりの前に一度、今の1日の暮らし方を分解するところから始めてみましょう。

📍 「何畳ほしい?」より「そこで何をする?」

📖 同じ18畳のLDKでも、家族構成や家具、過ごし方によって必要な広さは変わります。大きなダイニングテーブルを置く家庭もあれば、ソファ中心で過ごす家庭もあります。

部屋の名前や数字を先に決めるより、「誰が・いつ・何をする場所なのか」を考えると、必要な広さや配置を判断しやすくなります。

📍 平日の朝から夜までを書き出してみる

起床、洗面、着替え、朝食、外出、帰宅、手洗い、着替え、料理、洗濯、入浴、就寝。普段の行動を順番に書くだけでも、間取りのヒントがたくさん見つかります。

たとえば帰宅後すぐに上着やバッグを置くなら玄関付近の収納が役立つかもしれません。洗濯してそのまま干して収納したいなら、📖 水回りと収納の距離が重要になります。

📍 不満だけでなく「今の家で好きなところ」も残す

新築では不満の解消ばかり考えがちですが、📖 今の暮らしで気に入っていることも重要です。

キッチンからリビングが見える、寝室とトイレが近い、朝日が入る場所で朝食を食べられる。こうした“なくしたくない暮らし”を書いておくと、新しい間取りで意外な後悔を減らせます。

📍 SNSの間取りは答えではなくヒントにする

SNSには便利そうな動線や収納のアイデアがたくさんあります。ただ、その間取りが自分たちの生活に合うとは限りません。

気になるアイデアを見つけたら、「なぜこれが欲しい?」と考えてみてください。理由が自分たちの生活とつながっていれば採用候補になりますし、単に見た目が良いだけなら優先度を下げてもいいかもしれません。

📍 現役アドバイザーとして思うこと

打ち合わせで「○畳欲しい」と聞いた時、その数字の理由を掘り下げると、別の形でもっと使いやすくできるケースがあります。

間取りは面積を組み合わせる作業ではなく、家族の生活を空間に置き換える作業です。だからこそ、🧭 設計の前に自分たちの暮らしを知っておくことが大きな武器になります。

📍 今日やること

平日の「起きてから寝るまで」を10個くらいの行動に分けて書いてみましょう。その横に「今困っていること」と「新居でも残したいこと」を1つずつ追加します。

理想の間取りは、畳数からではなく生活から考える。今の暮らしを分解すると、本当に必要な空間が見えやすくなります。

📖 一日の行動から間取りを深掘りする

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