新しい家を考え始めると、「もっと広くしたい」「家事を楽にしたい」「収納を増やしたい」と、今より便利にしたいことがたくさん出てきます。
でも、家づくりは今の暮らしを全部つくり替えることではありません。今の生活の中にも、家族にとって心地よくて、新しい家にも残したいものがあるはずです。
今回は設備や間取りの希望を増やす前に、「新しい家になっても変えたくない暮らし」を探してみましょう。
📍 「不満」だけを見ると、家づくりは足し算になりやすい
今の住まいを振り返る時は、不満の方が見つけやすいものです。「収納が少ない」「洗面所が狭い」「冬が寒い」。こうした不満は、もちろん大切なヒントになります。
ただ、不満だけを出発点にすると、「もっと」「もっと」と希望を足し続けやすくなります。その結果、家は便利になっても、自分たちが本当に大切にしていた暮らしが見えにくくなることがあります。
そこで一度、逆の方向から考えてみます。今の暮らしの中で、📖 なくしたくないものは何でしょうか。
📍 家ではなく「暮らし方」を見てみる
ここで探したいのは、「今のリビングが好き」「この収納が便利」といった建物そのものだけではありません。
- 夕食はできるだけ家族で食べる
- 休日の朝はリビングでゆっくり過ごす
- 帰宅したら自然に今日の出来事を話す
- 趣味に使う時間はこれからも残したい
- 家族それぞれが一人になれる時間も大切にしたい
こうしたものも、立派な家づくりの条件です。
間取りや設備より先に暮らし方を言葉にしておくと、あとで選択肢が増えた時に「わが家にはどちらが合う?」と考えやすくなります。
📍 📖 夫婦でそれぞれ3つ書いてみる
おすすめは、相談する前にそれぞれが「新しい家でも変えたくないこと」を3つ書くことです。
同じ答えが出てもいいですし、まったく違っても大丈夫。違う答えが出た時こそ、「そんなことを大切にしていたんだ」と知るきっかけになります。
ここでは正解を決める必要はありません。まずは、お互いが大切にしている日常を知ることが目的です。
📍 「変えたい」と「残したい」を並べる
次に、今の暮らしで📖 変えたいことと、変えたくないことを並べてみます。
- 変えたい:洗濯にかかる移動を減らしたい
- 残したい:家族が自然にリビングへ集まる暮らし
この2つが分かっていれば、間取りを考える時も「家事動線だけを最短にする」のではなく、「家族が集まる場所とのつながりも大切にしよう」と考えられます。
家づくりの希望は、ゼロから生み出すものばかりではありません。今の暮らしから持っていくものもあります。
📍 今日やること
家族それぞれで、次の一文を3つ書いてみてください。
「新しい家になっても、○○は変えたくない。」
書けたら、お互いの答えを見せ合ってみましょう。その3つは、これから土地・間取り・予算・住宅会社を選ぶ時にも使える、わが家の判断軸になっていきます。
📍 家づくりは、今の暮らしを捨てることじゃない
新しい家だからといって、暮らしまで全部新しくする必要はありません。
変えたいことを見つける。そして、残したいことも見つける。その両方がそろうと、「どんな家が欲しい?」ではなく、「自分たちは、どんなわが家にしたい?」が少しずつ見えてきます。
その積み重ねが、家族なりの「わが家の答え」をつくっていきます。
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「変えたいこと」と「変えたくないこと」が並んだら、House Ready NOTEで残したい暮らしをWHYとして整理できます。
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新しい家では「もっと便利にしたいこと」に目が向きがち。でも、今の暮らしの中にも、そのまま残したいものがあります。
夫婦それぞれで「新しい家になっても、○○は変えたくない。」を3つ書いてみる。変えたいことと変えたくないこと、その両方から「わが家」を考える投稿です。
「家づくりで「今より便利にしたいこと」だけでなく、「変えたくないこと」を3つ残そう|Level 0|why」への1件のフィードバック